久しぶりに
HPのエッセイを更新しました。
吉村順三は僕の好きな
「軽井沢の山荘(吉村別荘)」を設計した建築家で、僕の尊敬する建築家のひとりです。
設計する建築の形があまりにも自然で、流行というものには無縁の建築家であり、普通の人がその建築を見てもその良さがなかなか分かりにくい建築家だと思う。実際僕自身も学生のような若い頃はその魅力を感じ取る事が出来ないでいました(ホント、恥ずかしいくらい未熟でしたね・・・)。北欧の世界的な建築家A.アアルトも同じタイプだと僕は思います。
二人とも建築家の欲望をそのまま形に表したような建築はつくらない建築家であり、そのまなざしはとても優しく、そして静かです。