今日は「岩成台の家」の確認検査機関による中間検査を受けました。
もちろん無事合格でした^^。
また、造作工事に入っていただく大工さんと各部の納まりや仕様なんかをひと通り打ち合わせさせていただきました。打ち合わせをしながら、より良い施工方法なんかを検討させていただきました。納まりなどは大工さんによってはやり方が違う場合があります。守ってもらうべき所はキチンと守っていただき、そうでない所は話し合いながら進めていく事になります。でもそういった職人との直のやり取りというのは、「ああ、こんなやり方もあるのか。」と僕自身が勉強になる事も時にはあります。そういった経験を重ねて、自分に合うやり方を思考錯誤して改良を重ねる訳ですね。だからいつもの慣れた職人ばかりだけではなく、いろいろな職人と関わり合いながら勉強できればと僕は思います。僕に建築の施工的な事を教えてくれるのは多くの職人であり、多くの現場での経験です。
何も僕が現場で施工について一方的に職人に教えている訳ではなく、人知れず僕なりに職人とのやり取りからいろいろな事を吸収している訳です。
ある方から以前こんな事を言われた事があります。
「青木さんはもちろん現場によく行かれますけど、それよりも現場での滞在時間が長いですよねぇ。特に打ち合わせやチェックをしているばかりでなく、現場で職人さんを見てますよねぇ。」と。
確かに僕は人よりも職人の施工の仕方や仕事ぶりなんかよく見る方ではないかと自分でも思います。それは、施工のチェックという意味もありますが、自分自身の勉強であり、常に次の設計へのフィードバックをするためです。