今日はひたすら事務所でプランニングに悪戦苦闘・・・。頭から煙が出そうです、ホント・・・(苦笑)。
去年まで僕の仕事を手伝ってもらっていたN(m)さんより今日メールが届きました。N(m)さんは
「高浜の家」の設計のお手伝いもしていただき、完成した時も実際に家を見に来てくれました。そんなN(m)さんが久しぶりに僕の
ホームページを見て、「高浜の家」の写真を拝見したそうで、
『実物の方がずっと良いですね!そう思うと写真でしか拝見していない青木さんのその他の住宅も実物の方が良いのだろうなぁ~、と改めて思いました。』と、うれしいコメントをいただきました。ありがとうございます^^。もちろん他の家も実物の方が写真よりずっとずっと良いですよ(笑)。
建築写真はあくまで建築写真であり、実際の建築とはまた違うと僕は考えています。建築ってもっと具体的で手に取る事の出来るリアルなものです。そして、写真だけでは伝えきれないような空間というか、空気感というか、どこかしらから感じ取られる良さというものがある建築をつくっていきたいと僕は考えています。それは流行のデザインとか、人を驚かせるようなデザインとかいった、はっきりと目に見えるようなものではなく、とても抽象的で漠然とした概念です。僕自身もどうすればそういったものが現れるのか、建築をはじめて20年以上経ちますがいまだにわかりません。でも、なんとなくですが、その手掛かりのようなものは僕なりにようやく見えてきた気もします。