先日自転車を修理しました。
修理したのは僕のMTBではなく、わが家の古いママチャリです。(僕のMTBは好調!)
少し前からタイヤがパンクし、空気を入れてもすぐにシュ~・・・っと抜けてしまう状態でした。近くの自転車屋まで修理に持って行きたいところでしたが、自転車を押してトコトコ歩いていくのもめんどくさく、なかなか修理できずじまいでいました。僕の家の近所は出張の自転車修理屋さんが軽のバンで時々回ってくるので、そのチャンスを待ち、先日ちょうどその出張修理屋さんに出くわし修理を依頼したという訳です。
年配のご夫婦で修理をされているのですが、タイヤを交換しないとダメかなあ、なんて思いながら見ていると、僕のオンボロのママチャリのタイヤを外し、中のタイヤチューブを取り出し、穴の空いた個所を探し、いろいろな工程を経て、丁寧にパンク修理をしてくれました。
その様子を娘と二人で見ていて、「あ~、こんな古い自転車(しかも安もの)を、簡単に新しい部品と交換するわけではなく直してしまうんだなぁ。すごいなぁ。」と、しみじみと思いました。そして、「直す事ってやっぱりいいよなあ。そして、直してしまうベテランの職人てすごいなあ・・・。」なんて、たかだか自転車のパンク修理を眺めながら感じたりしました。
でもこういう事って最近あまりないですよね。簡単に新しいものに買い替えたり、部品を丸ごとごそっと交換したりとか、まだ使える部品まで簡単だからとか、コストが安く済むからといった理由で交換してしまいます。本当にそんな考えで良いんだろうか?僕はとても大きな疑問を持っています。もちろんパソコンや電子部品を使用しているようなハイテク機械は直す事なんかなかなかできないのも事実なんですが、そういうのって本当はとても危ない事ではないのかなぁ・・・。どうなんでしょう?