昨夜のサッカー日本代表VSカタール戦、先日のウズベキスタン戦に引き続き、日本はあまり良いゲーム内容ではありませんでした。先日のウズベキスタンとのタフな試合から日も浅く、移動なども重なり、明らかに疲れが選手に溜まっていました。もちろん身体的な疲労に加えて、W杯出場を決めた後の試合という事もあり、日本が目指すショートパスをつなぐような連動した動きは影をひそめ、選手の足が重く、ロングパスを多用し、コンビネーションも悪かったですね。もちろん、W杯出場にわずかな望みをかけるカタールの意気込みのすごさというものもありましたが、カタールの決定力不足になんとか救われたという試合でした。しかし、カタールは決定的な場面でことごとく外していましたね・・・。少し前の日本代表を見るような感じでした。今まで安定感のあった日本の守備陣もカタール選手へのマークが悪く、完全にフリーでシュートを打たれる場面が多かったですね。
唯一と言ってもいい良い場面は、試合開始早々(2分)の相手のオウンゴールを誘った岡崎の飛び出しです。一瞬、岡崎がゴールを決めたと思い、「えっ?また岡崎のゴール?すげぇ、岡崎!」と思いました。でも、あの飛び出しがあってのオウンゴールなので、ほとんど岡崎のゴールといってもいいくらいだと思います。
疲労はあるにせよ、少なくとも日本が目指すサッカーは全くできていない試合でした。
次は難敵オーストラリアとグループ1位通過を掛けて最終決戦ですね。キリンカップの時のような、攻撃に連動と厚みのある試合を望みます。