今日は微妙な天気でしたが、「守山の家」の基礎の立上り部分のコンクリート打ちを行いました。

いつものように生コンの現場検査を行い打設開始です。ポンプ車にミキサー車から生コンを流し込み、ポンプの力で長いホースに生コンを圧送して型枠に生コンを流し込むのですが、いきなりミキサー車の生コンをポンプ車に流し込んでしまうと生コンがうまく流れず、ホースの途中で生コンが詰まってしまう場合があります。そのため多くの現場では最初にポンプ車から送り出す生コンは水を加えて流れやすくします。しかし、そのままその水を加えられた生コンを使用してしまうと、最初に型枠に流し込んだ所は、いわゆるシャビコン(シャビシャビのコンクリート)なので強度がありません。そのため、ホースから送られてきた生コンは品質が正常の状態に落ち着くまで外に出して捨てます。現場によってはそのままミキサー車に戻すなんて事があるようですが、僕はそんな事はしません。なぜだかわかりますよね?
型枠に固定してあるとはいえ、打設時に多少動いてしまうアンカーボルトのレベルも最後にチェックしてもらい、雨用の養生シートもお願いして現場を後にしました。
しばらくコンクリートが固まるのを再びじっと待ちます・・・。