今日は日曜日ですが、「高浜の家」の植栽工事を行いました。
先日、クライアントのOさんと庭に植える木を選びに花木造園さんと植木畑に見に行きましたが、今回それを植える工事です。Oさんご家族も現場にいらっしゃり、木を植える位置を花木さんにアドバイスをもらいながら決めさせていただきました。僕は植栽についてはそれほど詳しくないのですが、花木さんはやっぱりプロですねぇ。僕が同じ木を植えてもこんな風にいい感じにはならない気がします。
そんな花木さんが言ってました。
「最初は(スカスカで)さみしい気がするかもしれませんが、3~5年後にいい感じになりますよ。僕らは『5年先を想像して木を植えろ!』って教えられましたからね。」と。その通りだと僕は思います。
僕は長く使うものを選ぶ時にいつも考える事は、『5年先、10年先にも良いと感じられるものか?』という事を自分に問いかけます。見たその瞬間が新鮮であったりきれいであったりカッコ良かったりしても、10年先にもそんな風に感じられるかどうかという事を想像して物を選ぶようにしています。それが長く使う秘訣だと思うから。でもそんな物事の見方が『本物』を選ぶ事なんだと思います。『本物』とはもちろん『高価な物』とは限りませんが、『誠実につくられた物』である事は確かだと僕は思っています。
余談ですが、
花木造園の花木さんは僕と同い年です。同い年なんですが、花木さんはとてもおしゃれで格好良く、良い男ですねぇ。話も上手でユーモアがあります。僕も花木さんのように格好良かったらきっと違った人生があったのかなぁ、なんて事さえ考えさせられます。まあ、僕は僕なりに現在小さな幸せの中で生活してますんで、これはこれでいいんですけどね・・・。(笑)