「円明の家」の中庭は木製の塀で囲われ外からは見えなくなりました。
見えなくなったとは言え、隙間からは百日紅の木の赤い花や緑が見え、黒い塀と相まってなかなか良い雰囲気^^。
建築とは場所をつくるものだとよく言いますが、壁や塀を立てる事により、何もない状態よりも一層空間を意識させる事が、場所をつくると言われる理由だと僕は思います。場所とは、空間と言い替えても構いません。
建築とは、決して形をつくるものではないと僕は考える。
建築とは空間だと。
だから僕は、建築においては表面的なデザインというものがやはり好きでは無い。
今日は本当に久しぶりに現場で棟梁の安江さんを見ませんでした。(また明日いらっしゃいますけど・・・笑)
今週で8月も終わりを告げますが、この現場も今週でいよいよ引き渡しとなります。
夜風も少し秋の気配を感じる今日この頃です。